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インプラント治療のメリット・デメリット


失った歯を歯根から回復できるインプラントには、多くのメリットがあります。それはインプラントならではのメリットもあり、ブリッジや入れ歯をしている方がインプラントを検討することも。

ただ、インプラントも万能ではないことから、必ずデメリットも伴う点に注意が必要です。


そこで今回は、インプラント治療に伴うメリットとデメリットに焦点を当てて、岐阜市南鶉の江﨑歯科が詳しく解説をします。


■インプラント治療に伴う5つのメリット


インプラント治療は、次に挙げる5つのメリットがあります。詳しくみていきましょう。


【メリット1】インプラントは天然歯のようにしっかり噛める

失った歯の治療である補綴治療で、重要なのは咀嚼機能の回復です。一般的に入れ歯は、咀嚼機能を40%程度、ブリッジは60%程度まで回復できると言われていますが、人工歯根のあるインプラントは噛む力を天然歯の80%程度まで回復させることが可能と考えられているのです。


そのおかげでインプラントを装着すると、硬い食べ物や弾力性の高い食べ物も普段通り楽しむことができます。


【メリット2】インプラントは見た目が自然で美しい

インプラントは、天然歯に近い見た目を再現することができますが、その理由をご存知でしょうか?

実はこの点も人工歯根と関係しています。入れ歯やブリッジは、残っている歯や歯茎に被せる装置であるのに対し、インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込んで、それを土台にできることから、天然歯に近い見た目に仕上げられます。


つまり、インプラントは審美面と機能面の両方において、メリットがある治療法なのです。


【メリット3】インプラントは周りの歯に負担をかけない

歯を丸ごと1本失った場合は、残った歯に負担をかける、あるいは支えてもらうことで、欠損部の審美性や機能性を回復できます。


入れ歯

残った歯に金属製のクラスプを引っ掛けて、装置全体を支える

ブリッジ

健康な両隣の歯を削り、連なった人口の歯を被せる

インプラント

抜歯をした部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込むことで支えにするため単独での治療が可能


このように、インプラントは人工歯根が土台となり、支えとなることから、周りの歯に負担をかける必要がありません。これはお口全体の健康の維持にも大きく貢献することでしょう。


【メリット4】インプラントは骨が痩せにくい

歯がない部分の骨は、一種の退化現象によってどんどん痩せていきます。そのため失った歯を補う治療は早期に受けた方が良いのですが、実は入れ歯やブリッジで補綴しても、その現象を止めることはできません。


なぜなら入れ歯やブリッジには、歯の根っこがないので、噛んだ時の力が欠損部の骨に伝わらないからです。


人工歯根があるインプラントは、噛んだ時の力を欠損部の顎の骨で受けとめられるため、顎の骨が痩せていく現象を抑制できます。


【メリット5】インプラントはケアがしやすい

着脱式の装置である入れ歯は、お口と入れ歯の両方を毎回ケアしなければなりません。ブリッジは固定式の装置ではありますが、ポンティックと呼ばれる中央部の人工歯と歯茎との隙間は清掃が難しい場合も。その点、天然歯とほとんど同じ構造をしているインプラントはケアがしやすいというメリットがあります。


■インプラント治療に伴う4つのデメリット


メリットが多いインプラントですが、以下に挙げる4つのデメリットを伴う点もきちんと理解しておきましょう。


【デメリット1】インプラントには外科手術が必須

インプラントの数あるメリットを実現するための人工歯根は、外科手術でなければ埋め込めません。外科手術に抵抗のある方には、この点がインプラントのデメリットとなるでしょう。


【デメリット2】インプラントの治療期間は4~6ヶ月程度

入れ歯やブリッジによる補綴治療は、1~2ヶ月で終わるのが一般的です。一方、インプラントには人工歯根と顎の骨がしっかりと結合する治癒期間を設ける必要があるため、全体では4~6ヶ月程度かかります。


メリットが多く、装置も長持ちする治療法なのですが、治療期間という点だけに着目するとインプラントのデメリットに感じるかもしれません。


※骨造成を行った場合はさらに

治療期間が延びる場合があります。


【デメリット3】インプラントは保険適用外

インプラント治療は、原則として自由診療となります。保険が適用されないことから、患者さまの経済的負担も自ずと大きくなります。


【デメリット4】インプラントできないケースもある

インプラントは、歯を1本失ったケースからすべての歯を失ったケースまで、幅広く適応できる治療法ですが、顎の骨が不足していたり、全身状態が悪かったりする場合は、注意が必要です。それぞれ対処する方法はあるものの、ケースによってはインプラントが難しい場合もあります。


■まとめ


今回は、インプラント治療のメリットとデメリットについて、岐阜市南鶉の江﨑歯科が解説しました。


インプラント治療には、しっかり噛めて見た目も美しく、残った歯に負担をかけることがないなどのメリットを伴う反面、手術が必須で治療期間が長く、基本的に保険が適用されないというデメリットも伴います。そのためインプラントを検討中の方は、この治療法の良い面だけでなく悪い面も正しく理解しておくことが大切です。


江﨑歯科
歯科医師
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